英語の勉強遍歴 その3 フィリピン留学

 私は、3ヶ月間、フィリピンへ英語の勉強をするために留学したのですが、結論からいうととても良い経験になりました。海外に住むという経験が初めてだったので、英語はもちろん、幅広い視野や価値観に触れることができ、沢山の新しい方々とも出会えて、とても勉強になりました。

 

 英語に関して言えば、とにかく毎日みっちり授業、私の学校は門限もあり、外泊などは届け出が必要というかなりスパルタな環境だったので、思う存分勉強できました。

 毎日みっちり授業があるので、基本は毎日の授業の予習復習、そしてもっと勉強したい人のために晩ご飯が終わった後にも選択出来る授業があり、私はそれもとっていました。あと、プラスしてやったことは毎日英語で日記を書いていました。読み返すと恐ろしく下手な英語でとても恥ずかしいのですが、英語で書くという習慣が出来たので良かったと思います。

 基本はフィリピンの先生とのマンツーマンレッスンをし、週1くらいでネイティブの先生とのグループレッスンでした。フィリピンの先生たちはとても優しく忍耐強く教えてくれます。そして、総じてプロフェッショナルで授業が雑談で終わるとか不真面目な先生とかは私はあたったことはありませんでした。発音もやはりフィリピンなまりはありますが、初級者・中級者にとっては、先生の発音を気にするよりはとにかく話す事が大事だと思うのでさほど気になりませんでした。 

 分かりやすくTOEICの点数の変化でいうと、500点前後から800点前後まで上がりました。

 

 生徒たちは、私の学校では韓国人が8割、日本人が2割という感じでした。食堂では韓国料理が多かった印象です。同じ週から留学をした日本人たちをバッチメイトと呼んでいて、当然異国の地で知り合いもいないのでとても仲良くなり、晩ご飯を食堂で一緒に食べたり、週末などは一緒に遊びに行ったり、ショッピングモールに行ったり、旅行に行ったりしました。

 日本に帰った今でも親しくしている友人たちもいます。ちょうど同じ時期に子供を産んで育休中という事で、この1、2年は良く遊んでいました♪

 韓国人も多いので、必然的に仲良くなります。文化の違いとか考え方の違いとか、色々学べて面白かったです。また当然、現地フィリピンの文化にも触れる事になります。発展途上国という事で、やはり日本とは違って、路上で生活している人も沢山いたり、道でお金を懇願している人もいたり、最初は結構衝撃でした。そんな一方で、語学学校の近くには、裕福な方々が住む地区があり、その地区にはセキュリティがとてもしっかりしていて、門の前にはいつもガードマンがいました。貧富の差を感じました。

 ショッピングモールに入るためにも、必ずガードマンがおり、鞄の中をチェックしてから入るようになっていました。

 勉強もちゃんとしていましたが、バッチメイトたちとご飯に行ったり、クラブに行ってみたり笑、ちょっとお高めのホテルのラウンジに行ったり、地元のボランティアに参加したり、とお休みの日も充実した毎日を過ごす事が出来ました。留学ということでみんな帰国期限が決まっています。毎週のように仲良くなった日本人の子や韓国人の子の送別会(いわゆるfarewell party)があり、ご飯などに行きました。仲良い子が帰ってしまう時は本当に悲しかったです;;

  後は、私のバッチメイトの1人と韓国から来ていた留学生の子がいい感じになったりなど恋愛模様も色々ありました笑。

 

 とても充実していたフィリピン留学ですが、残念な事ももちろんあります。それは、治安があまり良くないこと、南国の為、暑いし虫が多いという事です。治安に関しては、ひとりで出歩かないようにすれば大丈夫かと思いますが、パーティピーポーな友人は拳銃を突きつけられて脅された、と言っていましたし(めちゃ怖い・・・)、虫に関しては、普通に部屋にトカゲとかいましたし、Gも外で良く見ました。虫めちゃくちゃ苦手なんですが、もうそこはしょうがないと目をつむりました><

 これからフィリピン留学に行く方、お気をつけ下さい。

 

 フィリピン留学で出会った人の中には、短期間フィリピンで勉強して、その後にイギリスやカナダ、アメリカへ長期留学へ行く人も結構いました(韓国人も日本人も含めて)。私もその考え方に感化されて、どうせ仕事はlaid offされたのだし、英語もやっとこさ伸びてきたところなので、もっともっと勉強したいという思うが強くなり、日本帰国後に、カナダに行き、さらに英語で貿易を学ぶという決断をします。

 

 なぜカナダかというと、バンクーバーに国際貿易の資格(FITT)が学べて、さらにインターンとして働けるという学校を見つけたからです。この経験により、日本に帰国後、より貿易業界への就職が有利になるかと思い決意しました。

 

 次は、カナダ留学について書きたいと思います。